2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、私たちもは、なるべくCO2を出さないライフスタイルに変えていくことが求められています。
そのためには、まず私たちがどのようにCO2を排出しているのかを知る必要があります。実は、家計関連の4分の1は自動車の運転によるものです。家庭の自家用車は一台当たり年間約1万1千キロ走行し、日本全体で約5,000億キロにもなります。そのほとんどがガソリン・ディーゼル車で年間約4,000万トンものCO2を排出している計算になります。
環境省資料より
ですので、自家用車利用によるCO2排出を減らすことが、大変重要です。そのためには、3つの方法があります。
まず、なるべく走らないことです。自家用車利用を控えて、自転車や電車・バスなどを利用したり、健康な人はなるべく歩くこと。住まいも職場もコンパクトに暮らすこと「コンパクトシティ・移動しない社会」実現なども議論されています。COVID-19禍に対応して、リモートワークが増えていることは追い風です。
次に、なるべくシェアをすること。通勤や買い物・レジャーではなるべく一人で運転せずに、知り合いなどとカーシェアをしたり、近所の高齢者の買い物を手伝ったりすることです。
そして3つめに、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)を利用することです。とは言ってもまだまだEVは普及していませんが、そんななかで動き出している人たちも少しづつ増えてきています。
例えば神奈川県横浜市金沢区で椎茸・きくらげ農園を営む永島さん。椎茸やきくらげの収穫体験ツアーを提供していますが、最寄り駅(京浜急行・金沢文庫駅)から電気自動車で送り迎えをする日を設定しました。
実は、永島さんのキノコ農園では、椎茸を育てるのも、敷地内に設置した太陽光発電設備でCO2を出さないゼロカーボン電気を利用しています。ゼロカーボンで育てた椎茸やきくらげをCO2を出さない太陽光発電で充電したEVを使って収穫に行く。まさに、最先端のゼロカーボンの旅「ゼロ旅」を提供しています。
私たちの運営する日本中のゼロカーボンを目指す農林水産業の先駆者を紹介するサイト「つなぐ市場」で永島農縁のゼロカーボン椎茸の販売やゼロ旅の案内をしています。電気自動車(EV)でCO2を出さないゼロ旅を。きくらげ収穫体験に出かけてみませんか?